序論

【卒業論文の作り方】序論 編 ①|起承転結で書け!

卒業論文において、序論は重要です。
なぜなら、あなたの研究の意義と価値を示す部分だからです。
 
そして、序論が上手にかけるか否かは、その人が研究をよく理解しているか否かに左右されます。
逆に言えば、序論作りをキチンと取り組めば、実験は成功する確率が上がり、結果的に良い論文が出来上がると言えます。
 
しかし、「序論を書け」と言われても、書き方が分からない人も多いはず。
研究を初めて行うであろう大学生なら、なおさらです。
 
そこで、この記事では、卒業論文において重要な「序論」「起承転結の型」で作成する方法を紹介します。
 
 
 

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具体化と抽象化って何?なぜ大切なの?みんな使いこなせてる?|具体と抽象思考をつかって卒論執筆をブーストしよう!|概念編

みなさんは、物事を抽象的にとらえることができますか?
はたまた、具体的な表現に変換できますか?

卒論を作成する時、この具体化抽象化を上手に使いこなす能力は、強い武器になります。

この記事では、抽象化と具体化を使いこなすための思考法について解説をします。

 

 

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具体と抽象ってなんだろうか?

まず、イメージをつかんでほしいと思います。

辞書によると、
抽象は「多くの物や事柄や具体的な概念から、それらの範囲の全部に共通な属性を抜き出し、これを一般的な概念としてとらえること」と定義されます。
具体は「物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること」と定義されます。

うーん、分かりづらい。

そこで、イメージをつかんでもらうために似たような概念をいくつかご紹介します。

 

帰納と演繹

論理学でおなじみの帰納演繹

帰納とは、「いくつかの事例」から「仮説」を作る思考です。
これは、抽象化と似たような考え方になります。
例えば、「オス猫は可愛い」「メス猫は可愛い」「仔猫は可愛い」という現象が見られた時、したがって「猫は可愛いのでは?」と考えることが出来ます。
共通点探しゲームのイメージですね (例で言えば『猫』という共通点があった、といえます) 。

一方で、演繹とは逆に、「前提」に基づいて「事例」を考えることになります。
「猫は可愛い」という世界の真理があったとします。
すると、したがって「オス猫は可愛い」「メス猫は可愛い」「仔猫は可愛い」と考えることができ、事例を具体化して考えている例になります。

 

 

部分と全体

これはとても分かりやすいですね。

「猫」という生物個体の全体 (抽象) に対して、「耳」「しっぽ」「目」などの部分 (具体) があるということです。

全体の構成要素が部分であり、部分によって全体は成り立ちます。

ゲシュタルトとその崩壊

ゲシュタルトとは「全体性を持ったまとまりのある構造」のことを言います。

みなさんは、同じ漢字を何度も書いたり眺めたりしていて、”漢字の部分部分がバラバラに見えるように感じた”経験はありますか?
この現象は『ゲシュタルト崩壊』は呼ばれており、「全体のまとまりが消えて、部分部分が際立ってみえる現象」のことを言います。

すなわち、部分部分 (具体) が寄り集まることで、初めて全体として (抽象) 意味を成す (ゲシュタルトを形成する) ことになるのです。

 

 

なぜ、研究活動において欠かせない思考なのか?

上記の段落で、抽象化具体化についてのイメージを何となく理解していただけたと思います。

では次に、なぜこの思考が研究活動において大切なのかを説明します。

 

わかりやすい文章が書けるようになる

論文は高度な知的作業であり、何百何千という文章をかく必要があります。
すなわち、1つ1つ分かりやすい文章を書かねばなりません。

では、文章を分かりやすく書くためにどうすればいいのか?
1つの方法として「思考の整理」が挙げられます。

自分の考えを整理することで、伝えたいことが明白になり、文章も明白になっていきます。
その整理の一助として、抽象化具体化思考があります。

抽象化具体化が上手くできるようになると、圧倒的に文章作成能力が上がります
なぜなら、1つ1つの物事の関係性を整理し理解することに繋がるからです。
物事の関係性を理解することは、論理性の高い文章を作ることに直結します。

そして結果的に、他者を納得させられるような分かりやすい文章になるのです。

 

思考の幅を広げることが出来る

抽象化具体化は、発想を広げる際の思考に大いに貢献します。
部分部分を全体として捉える、その逆に、物事の全体を部分に変換する 。
このような視点移動は、自分の思考を広げる良い方法です。

例えば、ウェブで文献検索をしている時、ゲットしたい文献がぜんぜん見当たらなかったとします。
みなさんならどうしますか?
おそらく、文章 (キーワード) を変換して、再度検索をすると思います。
この時の「変換作業」は、抽象化具体化をひたすら繰り返しているようなものです。
したがって、この抽象化具体化が上手くなると、文献検索も上手くなっていくのです。

また、序論や考察を書く際、うまい文章表現が思い浮かばないかもしれません。
そんなときも、抽象化してカッコいい文章に変換したり、具体化して明瞭な文章を作ることも可能になります。

さらに、実験方法を考えている時に問題点にぶち当たることもあるでしょう。
ぜひ、抽象化な思考をして発想を変えてみましょう。
あたらしい実験方法が見えてきて、それが問題解決に繋がることもあります。

抽象化具体化は、卒論制作の様々な場面で活用されるのです。

 

 

抽象化と具体化をするにはどうすればいい?

上記の段落で、抽象化具体化の重要性を理解していただけたと思います。

では次に、抽象化具体化をするための方法を4つ解説します。

 

因数分解 (要素に分けて整理する)

 

 

懐かしい響きですね。
この因数分解を、数学的ではなく、国語的に活用します。
その物事の構成要素 (因数) を考えてみる、という方法です。

例えば、「猫」という言葉は、「雑種」「マンチカン」「スコティッシュフォールド」のように種類別に分類することが出来ます。
これは、「猫」というものを具体化しているといえます。

一方で、「猫」抽象化してとらえると、「ネコ科動物」や、さらには脊椎動物」であることが分かります。

このように因数分解をすることで、物事の種類・枠組み・立ち位置を理解することが出来ます。

 

因果関係 (メカニズムを知る)

 

 

例えば、「猫を飼っている人は健康になる」という考え方があったとします。
この文章を因果関係的に考えてみます。
健康になった理由が、「猫が可愛くて癒されたから」「猫を撫でていると落ち着くから」といった原因であったと考えれば、これは具体化の1つと言えます。

逆に、健康になったことで得られる結果として「医療費が減り社会が潤う」「病院や老人ホームで猫を飼う動きが強まる」のようにも考えられます。これは、抽象化の一種です。

このように、原因を探る結果を予測する、これらの思考によって物事を深く理解することができます。

 

「目的 (ゴールを明確化する)」 と「手順 (プロセスを考える)」

 

 

目的と手順を考えることも、効果的です。

例えば、「猫を撫でた時に血圧が下がるかどうかを検証する」という実験を考えたとします。
その実験の目的はなんでしょう?
「血圧が下がる」という現象が「心疾患のリスクを下げる」と分かっていた場合、すなわち「猫を撫でることが心疾患のリスクを下げることを証明する」のような目的である、と考えられます。
さらに、「心疾患のリスクが下がる」ということは「健康を維持できる」と考えられ、「猫を撫でることで健康になることを証明する」といったように、抽象的に捉えることも出来ます。

一方で、「序論を完成させる」という目的を掲げたとします。
その過程には、「院生に添削依頼をする」「指導教員に添削依頼をする」という行動の手順が考えられます。
さらにさらに、添削を依頼するには「足りない参考文献を検索して見つける」「目的の文章が不明瞭なので書き直す」「段落1と2の書式を変える」のように、やるべきことを羅列して、どんどん具体化することが出来ます。

 

5W1H (いつ、どこで、だれが、なぜ、なにを、どうやって (どのくらい))

 

 

これは有名な考え方ですね。 抽象化というよりは、具体化の時に力を発揮します。

例えば、「プレ実験を行う」という行動を計画したとします。
これを5W1Hで変換すると、
「明日12時に、C実験室にて、後輩の○○にお願いして、本番でミスをしないために、実験AのBの部分ができるかどうかを、△△を使いながら、1時間、プレ実験をする」のように具体化することが出来ます。

例は極端にすべての要素を入れましたが、いくつかの要素を使うだけでも十分具体化することはできます。

 

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具体化抽象化の重要性、コツは分かっていただけたでしょうか?

次の記事では、実用編として「卒論執筆場面ごとの活用方法」を解説したいと思います。

後輩指導|その他|誰かに卒論の相談をする時、意識すべきことと、用意すべきものとは?

卒論を進めていくうえで、誰かに相談をするという作業は必要不可欠です。
京大東大のような方々とは異なり、我々のようなフツーの凡人が研究活動をするなら、なおさら、個の力だけでは良い論文は作れません。

一方で、この相談をするという作業一つをとっても、意識しておくべき点がいくつかあります。

この記事では、大学院生や教員に指導を依頼する際、意識すべきことをまとめてみました😺

 

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なぜ相談することが重要か?

まず、根本的な部分から。

① 問題解決スピードの加速のため

「自分一人で3日間悩んでいたことが、教員に相談したら3分で解決した」なんてことは、学部生の時分ではよくある話です (私の体験談)。

なぜこうなるかというと、「知識の量」と「経験の量」が違うからですね。
すなわち、みなさんの悩みは、我々が既に一度乗り越えた問題かもしれません😺

1秒でも早く、相談に行きましょう!

② 思考の整理のため

思考していることを紙に書きこんだり、声に出したり、いわゆる「アウトプット作業」をすることで、その思考が整理されていきます。
さらにいえば、その「アウトプット作業時」に『対象者をイメージする』ことで、さらに思考は整理されていきます。

これは、「誰かに与える (説明する) 」という条件がかかることで、論理的で、明瞭なアウトプットを出す意識が生まれるからです😺
「他人に説明するつもりで勉強する方が効率がいい」などと言われるのと同じ理由ですね。

教員や大学院生が、可能な限り理解しやすい文章で質問しましょう🐄

 

相談の時に意識することは?

大きく、以下の『2つ理解』が重要だと思っています。

 

経験を積んだり、当事者意識が付いてきたりすると、たぶん無意識にできるのだと思います。
しかし、慣れないうちはかならず『このどちらかの理解が』抜けます。
したがって、最初のうちは常に意識するように心掛けると良いかもしれません。🐸

① 問題・疑問点に対する「論理的側面 (WHY) の理解」

ココが理解できていないと、相談が終わっていざ作業に取り掛かろうと思った時、『なんか、先生にこれやれって言われたけど、なんでこれやんなきゃいけないんだっけ、、』状態になります。
絶対、なります (実体験による確信)。
なんでこうなるかっていうと、論理的な部分の理解が不足しているからです。

合言葉として、話し合いの最後には『つまり~~~ってことですよね?』と先生に尋ねるようにしましょう📝

② 問題・疑問点に対する「手順的 (HOW) 側面の理解」

ココが理解できていないと、相談が終わっていざ作業に取り掛かろうと思った時、『で、結局何をすればいいんだろうか、、』状態になります。
絶対、なります (実体験による確信)。
なんでこうなるかっていうと、手順的な部分の理解が不足しているからです。

合言葉として、話し合いの最後には『つまり~~~すればいいんですよね?』と先生に尋ねるようにしましょう📝

③ 「理解できていないこと」を伝えること、を恐れない

教員との相談は、おそらくみなさん緊張をすると思います。
その緊張により、自分の理解が追い付いていないことを伝えず、そのまま相談を終了することがよくあります (ホントに、私も良くありました 笑)。

恐れずに、伝えましょう!分からんと!
ウチの先生方はみなさん優しいです。分からないと素直に伝えれば、追加で説明してくれます。

むしろ、わからないままにして、誤った方向に進み、後日修正する方がよっぽど教員は嫌がりますます (大学院生も嫌です)。

素直に伝えましょう🐓

実際に、相談に行く前に準備しておくものは?

① メモと筆記具

当たり前ですね(笑)。けど、3年次の初めの頃は多くの人が忘れます。
し、4年生になってもメモ取り出来ない人は多いです、、。

メモ取りの重要性は多岐にわたりますが、それはまた別の記事でまとめたいと思います😸

必ず、メモと筆記具は持参しましょう!

 

また、紙媒体の資料を持参する場合は、可能な限り「自分用と相手用で2部」刷るようにしましょう!

② 聞きたいことを事前に箇条書きに

メモのイメージですが、紙を縦に2分割して「自分ゾーン」と「教員ゾーン」を作っておくといいかなと思います。
もちろん自由です!大事なのは、自分で工夫を凝らして、「メモを効率的にとろう」という意識になります。

 

教員は多忙であり、なるべくコンパクトな話し合いを望みます。🐰
しかし、相談する学生側の思考がまとまっていない場合、話し合いの効率が低下します。
これは、教員にとっても、ひいては学生側にとってもデメリットでしかありません。🐢

そこで、相談に行く前には事前に、聞きたいことを箇条書きにして書き出しておくことをおススメします。

上記でお伝えした通り、自分の思考は、頭の中から外に出すことでまとまりますので、この作業を行うことで思考がまとまります。

③ 箇条書きにした聞きたいことごとの『欲しい答え』を書き出しておく

これは、上記で説明した「論理的側面の理解」と「手順的側面の理解」のことです。

すなわち、自分の聞きたいこと、相談したいことは、「論理面  (意味) 」なのか「手順面 (手段) 」なのかを、事前に書き出しておくことをオススメします。

事前にこの作業をしておくと、さらに思考が整理され、効率的な話し合いができると思います。👓

 

④ 教員からの質問は、『メモを取りながら』耳で聞く

私が提案するのは、『先生からくる質問は耳で聞きながら、常にメモを取る』という方法です。
イメージはインタビュアーですかね 笑。

人との会話の中で、『相手の質問に対する適切な答え』を出すのって、意外と難しいんです。😅

「自分がだれかに質問した時、欲しかった答えじゃない内容が返ってきた」なんてこと、みなさんもよく体験すると思います。
友人関係であれば、そこは曖昧でもさほど問題ではありませんが、こと卒論の相談においては厄介な問題です。
なぜなら、教員とのディスコミュニケーションは、卒論の進捗の大きな妨げになるからです。

もちろん、質問する側の能力 (大学院生であればなおさら) にも左右はされますが、質問される側の理解能力の底上げが必要なのは言うまでもありません。

そこで、先生からの質問は、常にメモを取りながら聞き、適切な返答ができるようになりましょう!
何度もくどいですが、思考は、頭の外に出すことで整理されます。

この訓練を積むことで、「相手の質問文章を正確に理解する力」、そして「相手の質問の本質的な意図を理解する力」を鍛えていきましょう!🐶

 

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卒論作成は、教員や大学院生、同期や後輩、多くの人間と共同して作成されるものです。

常に効率的な話し合いを行い、適切なコミュニケーションをとるよう、共に意識していきましょうね😺

 

卒論作成、ガンバリマショウ🦊

後輩指導|序論|論理的に文章を書くためのコツは、『重なり合い』と『主語と述語の明確化』ですよ、の話

研究は、大量の既知 (事実) を論拠として、小さな未知 (意見) を作り出す作業です。

その研究における『序論』を書く上で重要になってくるのが、いかにして「事実を駆使して、意見を論理的に正当化するか」です。
すなわち、研究における『序論』では、常に論理的な文章を執筆する必要があります。

これが、めっちゃ難しい、、。

私なりの勉強の成果をアウトプットするという意味も込め、論理的に文章を書くためのコツをこの記事にまとめてみました😺

 

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いや、そもそも論理的ってなんなん?

① 論理 の定義

こんな感じの意味らしいです。

 考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式。「論理に飛躍がある」

 事物の間にある法則的な連関。

goo辞書
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%AB%96%E7%90%86/#jn-237233

 

序論は、自分の主張 (意見) を相手に納得させる必要があります。
この「納得」させるための一要素として、「思考の妥当性」が挙げられます。

したがって序論では、論理的な文章を執筆する必要があるのです。

 

②  起承転結を逆に捉える

この前の序論講習会でお伝えしたとおり、序論を作成する初期段階では、『起承転結』の4段落構成で文章を構築してみましょう、とお話ししました😺

何となくのイメージを捉えてもらいたいので、講習会を思い出しながら下の図を見てみてください。

このピラミッドは、起承転結の逆になってます。

もちろん、実際に序論を書く際には起承転結の順に文章を書きます。

しかし、論理構造を思考するときには一旦、この図のような『序論の全体構成』を想像してみてください。

 

つまり、結で述べたい「研究目的および論文目的」を主張 (意見) するためには、起承転で述べる論拠 (事実) で土台作りをしなければいけない、みたいなイメージです。

この土台の論拠が小さかったり、適切な位置に配置されていなかったりすると、主張は転げ落ちます。すなわち、論理の破綻です。

 

みなさんが今書いている序論は、ちゃんと主張を支えられる論拠を列挙する形になれていますか?
確認してみましょう😸

 

 

こんな感じで、文章を書いてみよう!その1

じゃあ、実際に論理的文章を執筆する際のポイントを解説します。

 

みなさんの文章を添削していて一番感じるのは、「事実と事実」および「事実と意見」の乖離です。

特に後者の「事実と意見」の乖離が非常に多いです。
この乖離が生じると、みなさんの序論はとたんに不明瞭な文章になります。
つまり、論理の破綻、論理の飛躍が生じてしまうのです。

これを防ぐために、以下の2点に意識をしてみてください。

 

① 直線的な論理構造

1つ1つの「事実」および「意見」を、常に重ね合わせるイメージです。

この『重ねあう部分』を、常に意識してください。
どう意識するかというと、『添削者 (私や先生) が重ね合っていると分かるかどうか』を意識するということです。

ここが離れると、読者は論理構造を理解できなくなります。

 

② 分岐的論理構造

 

基本的には、①のように直線的に論理を組める方が、シンプルになって、分かりやすい文章になります。です。
しかしながら、だいたいの序論は、図のようにもっと複雑になります。

 

ただ、そのような複雑な流れになったとしても、かならず「意見を最後に持ってくること」と「重なり合う部分を作ること (①と同じね) 」の2点は意識しましょう!😺

 

こんな感じで、文章を書いてみよう!その2

続いて、もっと細かい、一文一文における執筆のコツをお伝えします!

 

① とにかく、主語と述語よ!

日本語はハイコンテキスト言語と言われています。日本人独特の、あの、空気を読む感じです。
つまり日本語では、論理的に脆弱な言語表現 (e.g. 主語が無いなど) でもコミュニケーションが成立することがままあります。
この言語コミュニケーションに慣れてしまうと、文章執筆においても、「主語の欠落」や「主語と述語の不整合」が生じてしまいます。

一方で、英語などはローコンテキスト言語といわれており、主語を厳格に表現します。

日本語のように暗黙の了解で言葉を省略することが多いことを高文脈(high context)と言い、それに対し、一般的に英語は低文脈(low context)といわれます。(人類学者Edward T. Hallの著書”Beyond Culture”

東京パスポート学院 T.P.A. 英会話講師コラム
https://tokyopassp.exblog.jp/23416969/

私も学部生の時、この主語と述語の認識が非常に弱かったです (今も訓練中ですが)。

じゃあどうやって強くなるかというと、とにかく「文中の主語と述語を認識する」ことです。

そのために私は、「主語と述語を〇で囲み、その〇2つだけでも正しい (読める) 文章になっているか」をこまめに確認することで、文章執筆能力を上げました🐶

 

主語と述語を、ビジュアルとして〇で囲んで認識すると、『あれ?なんか繋がり変だな』というのに気づけるはずです。

気づいたら、どちらかの文章を変えてみましょう😽

 

② 修飾語のポジションを意識しよう

読みづらい文章の特徴として、修飾語が多いことも挙げられます。

『それがなくても自分の伝えたいことが伝わるか?』を基準軸として、必要か否かをよく考え、なるべく減らしましょう😺

 

また、修飾語が、主語と述語の間に割り込んでいることも多く散見されます。
主語と述語が距離的に遠くなればなるほど、読者は文章の理解が難しくなります。

その対策として、修飾語は遠くに、主語と述語はなるべく近くに置きましょう!🐸

 

修飾語を減らして「文章を少なくする」こと、修飾語のポジションを「主語と述語から離す」こと。
この2つを意識して、読みやすい文章を作ってみましょう!👍

 

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論理的な文章を構築するためのスキル、コツは、ほかにも沢山あります!

私は以下の本とかを参考にしてます。
みなさんも、興味があれば読んでみてください😸

 

理科系の作文技術 (中公新書 (624))
木下 是雄

https://www.google.com/search?q=%E7%90%86%E7%A7%91%E7%B3%BB%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%96%87%E6%8A%80%E8%A1%93&oq=%E7%90%86%E7%A7%91%E7%B3%BB%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%96%87%E6%8A%80%E8%A1%93&aqs=chrome..69i57j0l7.3389j0j1&sourceid=chrome&ie=UTF-8

 

序論作成、ガンバリマショウ!

後輩指導|その他|Wordの添削機能の説明と、効率的な活用

これまで後輩を指導する際に、Wordの校閲機能を使って添削をしてフィードバックをしてきました。

毎度毎度、機能の説明をするのが面倒くさくなったので、この記事にまとめておこうと思います😺😺

 

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校閲機能って何?

① 文章の添削を効率的に行うことが出来る機能

文章添削というと、紙にペンで書き込みをしたり、その紙を見ながら対面でフィードバックされることを想像するかもしれません。

もちろん、紙での書き込みや、対面での指導の方が効率が良い時もあります。
例えば、「文章を書き始めたばかりの本当に初期の段階 (構造の話とかは打ち込みのがダルイ時あり)」 、「イメージや概念、複雑な構造を伝えたいとき (ビジュアルでの図示の方が伝わるとき) 」、などがそれにあたります。

しかし、Wordでの校閲機能を用いた方が『文章の添削』はやりやすいです😺

文章添削は、書いている間に思考が固まることもあるので、サッと消したり切り貼りしたりできるほうが、フィードバックの質が上がるんです。

まあ単純に、文章の打ち込みの方が、ペンで書き込むよりも早いっていうのもありますね😂

 

② なぜ対面による直接指導ではなく、間接的が良いか?

双方に利点があると思っています。

私としては、スケジューリング的に都合が良いです。
複雑になればなるほど、文章の添削は難しいです。
あとに予定が組まれている場合、時間が足りず、指導を中断する可能性もあります。
そうすると、次の作業開始まで間が空くことになり、一気に添削が出来ず、効率が悪いんです。

また、指導される側としても、私が文章を読んでウンウン唸っている時間がもったいないですよね。
その間に他の作業に没頭した方がいい。

対面での指導は、なるべく『口頭だからこそ価値がある内容』に絞りましょう🐶

 

各機能の紹介

ここでは2つだけ機能を紹介します。もっと細かい部分は、興味あれば自分でググってみてください😺

① 文章の添削

写真のように、添削者が『消したり』『追加したり』下部分が赤くなっています。皆さんのオリジナルの文章は黒いままです。

 

② コメントによる意見

文章添削よりも、こっちのが個人的には重要です。
文章の構造部分や、参考文献について、などなど、複雑なフィードバックはこちらでします。

 

添削をもらった後の動き

添削をもらった後は、以下の2ステップでフィードバック内容を理解してもらえると、効用がデカいです。

① 「添削」「コメント」を印刷して出力

ここで、結局、紙が出てきますね (笑)

理由は②で分かります。

印刷の時は写真のように、「校閲」タブの、「変更履歴の記録」のところの、一番上を「すべての変更履歴/コメント」にして、吹き出しのところを「コメント/書式のみ吹き出しに表示」に設定してください。
この状態で印刷かけると、見やすいです。

(たぶん、私がフィードバックした時点でこの設定になっている、、と思うけど)

あと、コメントの文章が長いと、途中で切れたりします。
「Ctrl + Enter」で改ページをして、余白を長めに作ってから印刷にかけてください。

 

② 紙を見ながら、自分が持っているオリジナルファイルの方を『自分で』打ち込んで直す

みなさんが今の時期に習得すべきスキルは、圧倒的に、文章作成能力です🐶

文章作成能力を上げるには、とにかく「文章を書いてみる (アウトプット)」、とにかく「他人に添削してもらう (インプット)」の2つが必要になります。卒論作成とは、このどちらも満たせる知的作業なんですね~。

 

紙に出力した後に、それを見ながら、『自分の頭で文章を打ち込んで』直してください。
この作業で、文章を書く能力が格段に上がります。

間違っても、私がフィードバックした文章を『コピペをして使う』ことはやめましょう! (私は学部生の時、これをやってました!笑 そのせいで成長遅れましたね~)

自分の頭で文章をきちんと理解し、自分の指先で文章を落とし込みましょう😸

 

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文章作成って、本当に難しいですよね、、。

とにかく書いて、とにかく直して、とにかく身に着けるしかありません。

ガンバリマショウ👍👍

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