輪読会レポート 2019年4月24日

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本日の輪読会は3題でした。

~~(=^・・^=)~~

題目1「Influence of olfactory enrichment on the exploratory behaviour of captive-housed domestic cats」

JC Machado and G Genaro
Australian Veterinary Journal Volume 92, No 12, December 2014

目的:

猫の探索活動における嗅覚刺激の影響を評価すること。そのために、21匹の猫に対して、『T1(何もない状態の立方体の物体)』『T2(布で覆われた立方体の物体)』『T3(ラットの香りがする布で覆われた立方体の物体)』の3種類の物体を対面させ、その際の反応を観察し、比較した。

結果:

探索行動の変化には性差がみられ、メスの方が匂いの付いた布に覆われた物体に対する探索時間が長くなっていた。

虎太郎所感:

オスの方が縄張り意識が強いので探索行動が増えるのかと思いましたが、意外でした。メスの方がビビりだから?でしょうか?

題目2「Social learning across species: horses (Equus caballus) learn from humans by observation」

Aurelia Schuetz, Kate Farmer, Konstanze Krueger
Anim Cogn (2017) 20:567–573
DOI 10.1007/s10071-016-1060-8

目的:

馬は人間の行動を視覚的に学習することができるのか、を検証すること。そのために、『まず人間が実験装置を使用している場面』を観察させたのちに、『馬がその行動を模倣できるか否か』を観察した。

結果:

人間の行動を観察した群の馬の方が、そうでない群の馬と比較して、学習率が高かったようです。つまり、人間の行動から学習をしていたことが示されました。

虎太郎所感:

犬や馬などの動物は人間と長きにわたり共生関係を築いてきましたが、このような、異種の動物の行動を模倣する能力に長けていることが要因の一つだったかもしれませんね。

題目3「Overweight in adult cats: a cross-sectional study」

Malin Öhlund, Malin Palmgren and Bodil Ström Holst
Acta Vet Scand (2018) 60:5
https://doi.org/10.1186/s13028-018-0359-7

目的:

猫の肥満の有病率には、どのような因子が関係しているのかを確かめること。
そのために、『病院を訪れた5935匹の猫の医療記録の分析』と『ペット保険に加入している5363匹の猫の飼い主に対するアンケート調査』が行われました。

結果:

どちらの群でも、『年齢』や『性別』は重要な因子であり、オスや、年を取った猫の方が太りやすいことが分かりました。また、『品種』も関係があり、雑種はバーマンやペルシャなどの種と比較して太りやすい傾向にありました。

虎太郎所感:

とても面白い研究でした。ウチの猫も気を付けないといけないですね。

~~(=^・・^=)~~

今日は猫に関連した研究が多く、非常に興味深かったです。
特に1つ目の研究では行動実験をしていましたが、相当苦労したのだろうなぁと思いました。

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